
価値観と向き合いながら買ったディズニー42周年グッズ

久しぶりにディズニーでしっかりグッズを買いました。
近年はグッズ購入を控えていて、買うとしてもイベントごとに欲しい時にポストカードかタオルを買う程度だったのですが、今回はトートバッグ、ぬいぐるみバッジ、タオルの3つを購入。
42周年のグッズはめちゃくちゃ好みでした。
情報が出た時点から「これは実物を見ても間違いなく欲しくなる」と思っていたので、まあ想定通りの結果になりました。
久しぶりに「これは買わずにはいられない!」と思えるコレクションでした。
グッズとの複雑な関係
グッズって買い始めるとキリがないんですよね。
一つ買うと「あ、これとセットであの柄も欲しいな」と思ってしまい、気づけば複数のアイテムを抱えていることも。
そして厄介なことに、一度買ったグッズは捨てるハードルが高い。
「あのとき楽しかったな」という思い出と一緒に取っておきたくなるんです。
グッズに限らず、ものは手に入れるよりも手放す時の方が難しいと思います。
「これはもう使わないから捨てよう」と決めても、実際にゴミ袋に入れる瞬間に「でもやっぱり…」と迷う経験、ありません?
特にキャラクターグッズは愛着も湧きやすく、顔があるものを捨てるのはなぜか罪悪感すらあります。
以前はディズニーに限らず欲しいグッズは結構買っていましたが、実は買わなくても意外と大丈夫なことに気づきました。
「欲しい!」と思った瞬間は本当に必要不可欠に感じるのに、その場で買わずに帰ると「あれ?そんなに欲しかったっけ?」と冷静になれることも多いんです。
でもそれって「グッズが欲しい!」と思った瞬間にはなかなか理解できない感情で、自分は「欲しい!」と思ったらラフに手に入れてしまうタイプ。
もちろん予算的に不本意ながら買えない、というケースもあるけど(笑)
物への考え方の変化
前に読んだ本で「家に物を増やすということは、物のために家賃を払っていること」というアプローチの考え方があることを知りました。
つまり、自分の限られた生活空間の一部をそのアイテムのために使っているということ。
家賃の高い都心に住んでいれば、使っていないグッズの一つ一つが意外と高額な「場所代」を払っていることになりますね。
この考えがすごく腑に落ちて、それから物に対する考え方が変わったように思います。
「本当に手元に置いておきたいものか?」「このアイテムにどれだけの価値を感じるか?」と考えるようになりました。
結果として、グッズ購入の頻度は減ったけれど、今回の42周年グッズのように本当に気に入ったものだけを選ぶようになって、むしろ一つ一つの購入に対する満足度は上がった気がします。
だからといって完全に買わないわけじゃなく、時々「これは譲れない!」と思うものには素直に手を伸ばす。
そのバランスを取るのが、大人のグッズ購入の醍醐味かもしれない。