休日に仕事の情報を見たくないから、RSSリーダーを分けた
休みの日に、技術系の情報が目に入るのが嫌でした。
仕事で使っているReadwise ReaderにはRSSリーダーの機能もあるんですが、プライベートのフィードを登録すると仕事の情報と混ざってしまう。
それがずっと気になっていて、プライベート用のRSSリーダーを別で持つことにしました。
Readwise Readerがしっくりこなかった
Readwise Readerは多機能で、RSSだけでなくPDFやニュースレターもまとめて管理できるサービスです。
仕事用としては便利なんですが、自分にはちょっと機能が多すぎました。
それ以上に、使っていてモチベーションがあまり上がらなかった。
なんとなくログインして、なんとなく流し読みして、それで終わり。
フィードを読む行為自体が楽しいと思えていなかったのかもしれません。
newsboatを選んだ理由
プライベート用のRSSリーダーを探していたとき、ちょうどWindowsのデスクトップ環境をカスタマイズしている最中でした。

GlazeWMを入れて、Windowsのデスクトップが楽しくなった
ファイラー探しをきっかけにGlazeWMというタイリングウィンドウマネージャーを知りました。学生時代のRainmeterやfoobar2000以来、久しぶりにWindowsのカスタマイズにハマっています。
GlazeWMを入れてからRicing文化(デスクトップの見た目や操作性を自分好みにカスタマイズする文化)にハマっていて、その流れでTUI(ターミナルベースのUI)のRSSリーダーであるnewsboatを知りました。
newsboatはターミナルで動くシンプルなRSSリーダーです。
GUIのリーダーと比べると随分簡素な見た目なんですが、vimっぽくキーだけで移動できて、触ってみると結構快適でした。
何より、自分でいろいろカスタマイズできるところがいい。
Readwise Readerは「与えられた環境で使う」感じだけど、newsboatは設定ファイルを書いて自分の好みに合わせていける。
GlazeWMやfoobar2000と同じで、自分で環境を作れるツールは使っていてモチベーションが続きます。
良いところ
- vimキーバインドでキーボードだけで操作できる
- 設定ファイルで見た目も操作も自分好みにできる
- シンプルで余計な機能がない
- Ricing文化との相性がいい
Newsboat, an RSS reader
newsboat.org
WSL2をnewsboatのためだけに入れた
newsboatはLinux向けのツールなので、Windowsで使うにはWSL2が必要です。
newsboatのためだけにWSL2を入れるのは、正直ちょっとオーバーだとは思いました。
でも、newsboatを使ってみたかった。
それだけの理由で入れました。
newsboatしか使わないので、WSL2は軽量構成にしています。
メモリ制限を1GBに設定して、不要なリソースを使わないようにしました。
Catppuccin Mochaで見た目を整える
せっかくなので、見た目もカスタマイズしました。
カラースキームはCatppuccin Mocha。
GlazeWMのステータスバーやターミナルでも使っているテーマで、デスクトップ全体の統一感が出ます。
記事ヘッダーの色分け、フィード別のハイライトなど、細かいところまで設定しました。
キーバインドはvim風に。
oキーでWindowsのブラウザを開く連携や、クリップボードにURLをコピーするマクロも設定しています。
| カラースキーム | Catppuccin Mocha |
| キーバインド | vim風 |
| ブラウザ連携 | oキーでWindowsブラウザを起動 |
| マクロ | URLのクリップボードコピー |
Snap版の罠
最初はUbuntuのSnapパッケージでインストールしたんですが、これが罠でした。
Snapにはサンドボックスの制約があって、Windowsのブラウザと連携するwslviewコマンドが動かない。
xdg-openも試しましたがダメで、結局Snap版をやめてdebパッケージに切り替えました。
Snap版は設定ファイルのパスも特殊な場所(~/snap/newsboat/<rev>/)になるので、ちょっと扱いづらかったです。
deb版にしたらブラウザ連携もすんなり動いて、最初からこっちにすればよかったなと思いました。
アプリを分けるという解決策
仕事はReadwise Reader、プライベートはnewsboat。
アプリごと完全に分けてしまえば、休日にうっかり仕事モードのフィードを開くこともありません。
プライベートのフィードはまだこれから煮詰めていくところですが、r/unixpornのフィードを登録して眺めているだけでも楽しい。
自分がカスタマイズしている環境で、好きな情報だけを読む。
そのシンプルさが、今はちょうどいいと感じています。