写真管理ツールを比較したら完璧な一手がなかった
iPhoneで撮った写真が、iCloudに4万枚くらい溜まっています。
撮ったらそのまま、見返すこともほとんどない。
コンデジで写真を撮りたい理由の記事を書いたのをきっかけに、写真管理ツールを丸一日かけて調べてみました。
撮りっぱなしの4万枚をどうにかしたい
昔はLightroom Classicで写真を管理していた時期がありました。
ディズニーの年パスを持っていた頃で、パークで撮った写真を整理するのに使っていた。
でも年パスがなくなってからは管理する習慣自体がなくなって、それからはずっとiPhoneで撮りっぱなしです。
コンデジを持ち歩く生活を考え始めたとき、「撮った写真をどう管理するか」が気になりました。
カメラで撮った写真をiPhoneのカメラロールに放り込むのは違う気がする。
せっかくカメラで撮るなら、PCで見返して、整理して、お気に入りを見つけるところまでが写真の体験だと思います。

スマホがあるのにコンデジで写真を撮りたい理由
スマホのカメラで十分きれいに撮れる。でも撮る体験にワクワクしない。YouTubeで見たカメラを持つ人の姿に惹かれて、コンパクトデジカメが気になり始めた話。
写真管理ツールに求めたもの
まず、自分が何をしたいのかを整理してみました。
- 整理して見返すのが楽しいこと — 写真を溜めるだけでなく、見返す体験にワクワクしたい
- 大量の写真でも安定して動くこと — 今の時点で4万枚。今後も増えていく
- タグやキーワードで管理できること — 「ディズニー」「食べ物」で写真を探せる状態にしたい
- RAW現像もできると嬉しい — 一眼レフ(Nikon D750)のRAWデータも扱いたい
全部満たすツールがあれば話は簡単です。
でもこの時点では、それがどれくらい難しいことなのかまだわかっていませんでした。
写真管理ツールを比較して気づいたこと
Lightroom Classic、Luminar Neo、Eagleを中心に、いろいろなツールを調べました。
UIのワクワク感と管理機能は両立しない
調べていて一番もどかしかったのがここです。
Luminar NeoはLightroomより明らかにUIが洗練されていて、画面を見たときに「触りたくなる感じ」がありました。
後発だから当然かもしれないけど、現像ツールとしてのワクワク感はLightroomより上だと思います。
ただ、調べてみると管理面はLightroomのほうが充実していそうでした。
Eagleは以前使ったことがあるけど、どう使えば便利なのかわからないままなんとなく触っていて、結局やめてしまった経験があります。
動作は軽いし買い切りで安い。
でも取り込み時にファイルをコピーする仕組みで、RAWファイルの二重保存はストレージがきつい。
UIがワクワクするツールは管理が弱く、管理が強いツールはUIがワクワクしない。
どこかで何かを諦めないといけないことが、調べるほどはっきりしてきました。
管理と現像はフェーズが違う
いろいろ比較していくうちに、ひとつ気づいたことがあります。
写真を「撮る → 取り込む → 見返す → 現像する → 活用する」と分解してみると、日常の大半は「見返す・探す」のフェーズです。
現像ツールを開くのは「この写真をいじりたい」と思ったときだけ。
Lightroom Classicはこれを全部一つでやろうとするから、重く・煩雑になる。
Eagle + Luminar Neoのように「管理と現像を分ける」発想もあるし、実際そのほうが理にかなっている気もする。
毎日開く管理ツールと、たまに開く現像ツール。
求めるものがそもそも違うことに、調べてみて初めて気づきました。
でも、ツールを2つ使い分ける手間と、1つで済む利便性を天秤にかけると、結局1つに寄せたくなる。
フェーズが違うことには気づいたけど、だからといって分離するのが正解とも限りません。
完璧な一手はない
調べれば調べるほど、単体で全部を満たすツールは存在しないということがはっきりしてきました。
- 管理は最強だけど重いLightroom Classic
- UIはワクワクするけど管理が弱そうなLuminar Neo
- 動作は軽いけど写真管理の主戦場にはしにくそうなEagle
どれを選んでも、何かを受け入れる必要がある。
完璧なツールを探すのではなく、自分が一番諦めたくないものを選ぶという話でした。
消去法でLightroomに落ち着いた
結局、Lightroom Classicに落ち着きました。
正直なところ、消去法です。
UIのワクワク感ならLuminar Neo、動作の軽さならEagle。
でも4万枚を管理する機能の深さで比べると、やっぱりLightroomが落とし所になる。
仕方ないけど、まあLightroomかなという感じです。
完璧なツールがないなら、一番「やりたいこと」に近いものを選ぶしかない。
iCloudからの取り出しが本当のハードル
ツールを決めてから気づいたのですが、一番大変なのはiCloudに溜まった写真をPCに持ってくる作業でした。
どのツールを選んでも、iCloudから写真を引っ張り出す手間は避けられない。
写真管理の最大のハードルは、ツール選びではなくこの取り出しと整理の作業そのものなのかもしれません。
完璧なツールはなかったけど、完璧な管理方法もたぶんない。
使いながら自分に合う形を見つけていくしかないんだと思います。