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Obsidianの「やりたいこと」をEffortsの強度分けで整理し直した

Obsidianで「今やりたいこと」を管理しています。
ブログ運営、健康習慣、住居のこと——そういう、日々取り組んでいることをEffortsというフォルダにまとめていました。

ただ、その中に置いていた「次にやることリスト」がうまく回らなくなって、仕組みごと作り直しました。

「次にやることリスト」の限界

以前はEffortsの中に「次にやることリスト」を置いて、やるべきことを一覧できるようにしていました。

ただ、これがだんだんうまく回らなくなりました。

アクションを洗い出しても、どう処理すればいいかイメージできないものや、手順が多くて億劫なものが残り続けるんです。
やらなきゃいけないのはわかっているけど、手を付けられないタスクがずっとリストにある状態。

見るたびに「まだやってないな」と思うだけで、進まない。
Effortsの中に「今すぐやれるもの」と「今はやれないもの」が混ざっていて、それが見通しの悪さにつながっていました。

Effortsを強度で分ける

もともとVaultはAtlas、Calendar、Effortsの3つのフォルダで整理していました。

Vault/
├── Atlas/
├── Calendar/
└── Efforts/

そこで、Effortsを「どれくらい力を入れているか」で分けてみることにしました。

  • On — 今まさに取り組んでいるもの
  • Ongoing — 継続的にやっているもの(習慣的なもの)
  • Simmering — 温めている段階。すぐにはやらないけど意識している
  • Sleeping — 今は動かしていない。いつか再開するかもしれない
  • Archive — 完了したもの

これまでEffortsの中に全部フラットに入っていたものを、この5段階に振り分けました。
全部で20個あったEffortsを、強度別に整理した形です。

Onに入っているのは12個。
多いように見えますが、強度で分けたことで「今やらなくていいもの」が視界から消えて、むしろ楽になりました。

Effortsの強度分けでやってよかったこと

フォルダ管理からフロントマター管理へ

最初は強度ごとにサブフォルダを作って、Effortsのノートを物理的に移動していました。

Efforts/
├── On/
│   ├── ブログ運営.md
│   └── 健康習慣を整える.md
├── Ongoing/
├── Simmering/
├── Sleeping/
└── Archive/

でもこれだと、強度を変えるたびにファイルを移動しなきゃいけない。
リンクが切れるリスクもあるし、地味にめんどくさい。

そこで、フロントマターに intensity プロパティを追加する方式に変えました。

---
intensity: on
---

これならファイルを移動しなくても、プロパティを書き換えるだけで強度が変わります。
Dataviewで intensity ごとにフィルタすれば一覧も作れる。
運用の摩擦が一気に減りました。
「あ、これで楽になるな」と感じた瞬間でした。

Efforts Boardで全体を俯瞰する

「次にやることリスト」の代わりに、Efforts Boardというノートを作りました。

Dataviewでカード形式のグリッドUIを組んでいます。
強度ごとにフィルターボタンで切り替えられて、各カードには次にやることのプレビューも表示される仕組みです。

以前の「次にやることリスト」は「Onの最初のタスクを自動表示する」だけで全体が見えづらかった。
Efforts Boardにしてからは「今何に取り組んでいるか」「何を温めているか」「何が終わったか」が1ページで見渡せるようになりました。

ブログ、健康習慣、住居戦略。ジャンルがバラバラでも、強度だけ揃えれば一覧できる。

義務的なタスクを視界から消せる

一番変わったのは、期限があってどうしてもやらないといけないものを日常的に見えなくできたことです。

OngoingやSimmeringに入れておけば、フィルターを切り替えないかぎり目に入らない。
モチベーションが上がってノートを作って進めたいときだけOnに持ってくる。

義務的なタスクが常に視界にあると、それだけで気持ちが重くなります。

見たいときに見に行く。それ以外は意識しない。
この切り替えができるようになったのが大きかったです。

「次にやることリスト」は削除した

Efforts Boardができたことで、「次にやることリスト」のノートは不要になりました。
削除しています。

今は「次にやること」をリストアップするのではなく、Efforts Boardから気になるEffortを開いて、その中のタスクを進めるスタイルです。

上から順番にやるのではなく、そのときモチベーションがあるものに取り組む。
通知を止めて自分から見に行く暮らしと同じ考え方で、やりたいことへの向き合い方も「自分から取りに行く」形に変わりました。

Vault全体の整理は続く

Effortsを強度で分けるようにしてから、Vault全体の整理も進みました。

AtlasをMaps / Notes / Collections / Sourcesの4層構成に再編して、分類の軸をフォルダベースからタグベースに切り替えたり。
一つ整えると次が見えてくる、身の回りを整えた連鎖がまた始まっています。

タスク管理の仕組みは、一度作って終わりではなく、使いながら育てていくものだと思っています。
今の形がベストかどうかはわかりません。
でも少なくとも、億劫なタスクがリストに居座り続ける状態からは抜け出せました。

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