WezTermをダッシュボードにしたら毎朝カレンダーとタスクが出迎えてくれる
WezTermを開くと、今日のカレンダーとタスクが並んでいる。
ステータスバーには今聴いている曲名が流れている。
ブラウザもアプリも開かず、ターミナルだけで一日が始まる。
この環境が完成したとき、思わず「めちゃくちゃいいじゃん」と声が出ました。
音楽プレイヤーからダッシュボードへ
WezTermで音楽を聴く環境を作った記事では、ncmpcppで曲を再生して、作業タブの横にペインを置く構成でした。
あの時点では「ターミナルで音楽を聴きたい」が出発点でした。

WezTermの中で音楽を聴きたくて、丸一日カスタマイズしていた
GlazeWMでWindowsのデスクトップを整えた流れで、WezTermの中にターミナル音楽プレイヤーを組み込みました。カバーアート表示に6時間粘ったり、Last.fmをブログに載せようとしてやめたり、試行錯誤の記録です。
その後しばらく使ってみて、変わったことが2つあります。
ひとつは、音楽プレイヤーをncmpcppからrmpcに乗り換えたこと。
カバーアート表示のためにrmpcを試して挫折してncmpcppに戻したんですが、使い勝手の面でrmpcのほうがしっくり来て、結局戻りました。
foobar2000も完全にやめて、PCでの音楽再生はrmpc一本になっています。
もうひとつは、ターミナルの中に音楽以外のものも並べたくなったこと。
taskwarrior-tuiを入れて、タスクをターミナルのタブに表示してみたら、これが思いのほか便利だった。
ターミナルを開くだけで「今日やること」が見える。
それなら、もっとダッシュボード的な使い方ができるんじゃないかと。
calcureとtaskwarrior-tuiを並べたTab 1
今のWezTermで一番気に入っているのが、最初のタブです。
左にcalcure、右にtaskwarrior-tui。
ターミナルを開いた瞬間に、カレンダーとタスク一覧が一画面に並びます。
calcureはターミナルで動くカレンダーアプリです。
以前はtty-clockという時計だけのアプリを置いていたんですが、時計だけだと情報が足りない。
calcureにしたら月間カレンダーが表示されるようになって、今日の位置がひと目でわかるようになりました。
taskwarrior-tuiはtaskwarriorのTUIフロントエンドです。
もともとはsachaos/todoist CLIを使っていたんですが、CLIだけだと使い心地がいまいちだった。
TUIクライアントのterminalistも試してみたものの、Todoist APIが廃止されていて動かなかった。
Todoistにこだわりはなかったので、taskwarriorに乗り換えました。
IDやUrgencyの列を非表示にして、今日と期限切れのタスクだけが見えるミニマルな表示にしています。
ターミナルを開いたらカレンダーとタスクが出てくる。
ただそれだけのことなんですが、ブラウザを開いてTodoistにアクセスする手間がなくなるだけで、一日の始まり方が変わります。
rmpcが独立タブになった
前回の記事では、音楽プレイヤーは作業タブの横にペインとして置いていました。
今はTab 2として独立しています。
rmpcをタブ丸ごと一枚で表示すると、プレイリストもライブラリも大きく見えるようになりました。
ペインの一区画に押し込んでいたときとは、音楽プレイヤーとしての存在感が違います。
タブ構成は今こうなっています。
- Tab 1: calcure + taskwarrior-tui(ダッシュボード)
- Tab 2: rmpc(音楽プレイヤー)
- Tab 3: aerc(メール)
- Tab 4: newsboat(RSS)
全部WSL上で動いています。
ショートカットキー一発でダッシュボードワークスペースに切り替えられるので、作業中に「今日のタスク何だっけ」と思ったらすぐ確認できます。
YASBに再生中の曲名を表示する
もうひとつ、地味だけど気に入っているのがYASBのMPDウィジェットです。
YASBはWindowsのステータスバーをカスタマイズするツールで、GlazeWMの記事で紹介しました。
ここにMPDの再生情報を表示するカスタムウィジェットを追加しました。
曲名とアーティスト名が「曲名 - アーティスト名」の形式でステータスバーに流れます。
停止中は非表示になるので、音楽を聴いていないときは邪魔になりません。
rmpcのタブを開いていなくても、ステータスバーをちらっと見れば今何が流れているかわかる。
右クリックで再生・一時停止もできるようにしています。
ターミナルの中だけでなく、Windowsのステータスバーにまで音楽の情報が出ているのは、自分の環境が一つにつながっている感じがしていい。
パーツが噛み合った瞬間
calcureとtaskwarrior-tuiが並んだTab 1、独立タブで大きく表示されるrmpc、ステータスバーに流れる曲名。
ひとつひとつは小さなパーツなんですが、全部並んだ瞬間に「これだ」となった。
Ricingをやっていると、こういう瞬間があります。
何日もかけてパーツを入れ替えたり配置を試したりして、ある日ふっと全体が噛み合う。
以前書いた記事の感覚と同じで、この「組み上がった瞬間が一番の報酬」なんだと思います。

PC環境を作り込んでいたら自分の世界ができていた
デスクトップ、ターミナル、Obsidian、ブログ。ここ数週間で触ってきたことを振り返ったら、全部「自分の世界を自分で作る」という一本の線でつながっていました。
完成したと思っても、しばらくするとまた何かを入れ替えたくなるのもわかっています。
でも今のこのダッシュボード、けっこう気に入っています。